夢を見続けるということ～マンガ”宇宙兄弟”から学んだこと～

宇宙兄弟というマンガ 

 皆さんは宇宙兄弟というマンガをご存じですか。

文字通り、兄弟で宇宙へ行くことを目指したマンガです。

このマンガは夢のすばらしさを教えてくれるんです。

主人公である兄ムッタは会社をクビになってしまい、路頭に迷いかけていたころに少年時代の夢を思い出し再び宇宙を目指します。弟ヒビトはまっすぐ夢を追い続け兄より早く宇宙飛行士になりました。

私は弟がいるのですが彼もまっすぐ生き続け努力を続けることができる人であり、私は劣等感を感じながら頑張り切れないという面があるのでついつい重ねて考えてしまいます。（笑）

挫折から始まる

ムッタの人生は挫折の連続です。読者にはムッタが自分と重なり、ヒビトが理想の存在となって共感できるのではないでしょうか。

だからこそムッタの頑張りはうれしく、自分も頑張ろうと思えるのではないでしょうか。

私の人生もそうでした。高校時代、自分は才能のあるわけでもなく選ばれた特別な人間ではないと気づきました。そんな自分を受け入れられずただひたすら現実逃避を続けていたような気がします。その結果、自分の進路もかなえられずなんとなーく大学に進学してしまいます。

私はその何となく過ごしていた大学で宇宙兄弟に出会います。

決断とその裏側で、、、

ムッタは再び宇宙飛行士になるという夢を追いかける決断をするのですが、その決断の裏側には信頼できる人たちの言葉によって後押しされた背景があります。またそのような決断をさせるような運も大きくかかわってきます。

私は宇宙兄弟を読んで自分の本当にやりたいことをやるべく大学を受けなおす決心をします。それも自分だけでなくそう決めさせる運のようなものもありました。

こうやって自分以外の要素によって運命に引っ張られていくような生き方も素敵だなと思います。

夢を持ち続けたまま生きていけるのか

よくドラマなどではきれいごとや理想だけでは生きていけない、いつまでも夢を見ていないで大人になりなさい、といったセリフを耳にします。

さて、それは本当なのだろうか。

結果から言うと私はちがうのではないかと思います。私もいつか社会に出てこの考え方が変わることが来るのかもしれないです。しかし、少なくともきれいごとで生きることができている間はそれでいい。きっとそのほうが楽しい人生になると私は思います。だから私は何にでも挑戦して夢を見続けていこうと思います。

歴史に名前を残すような偉人達も夢を見続けるすばらしさを伝える言葉を残しています。主人公で生きていくためにはその考えが必要なのではないでしょうか。笑

最後にウォルトディズニーの名言を残して終わりにしたいと思います。

All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them. I only hope that we don't lose sight of one thing---that it was all started by a mouse.

夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべては一匹のネズミから始まったことを。