ポンコツブログ

歯医者の卵です。

一つの習慣をつけることで人生は変わる~自分を変える習慣力を読んで~

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自分を変える習慣力

自分を変える習慣力/三浦将

 

たった一つの良い習慣を身につけることで生活が向上し他の良い習慣が連鎖するように身についていく。

この本のこのようなキャッチコピーに引き付けられ購入しました。

この本は習慣を見つけ、身につけることで人生が変わっていく。さらに習慣を身につけることは固い意志は必要なく身につく。ということを伝えようとしています。

 

 

習慣化の段階とは無意識→意識→無意識の3段階に分かれています。

つまり、知らない→知っている・できる→やっているという状態であり、やっているの段階まで定着したものを習慣と呼びます。本書では歯磨きなどが例に挙げられていました。

人間は日々の行動のほとんどを潜在意識によって支配されいています。言い換えると潜在意識を味方につけることができれば人生が変わってくるということです。

 

この本の中で習慣を定着させる方法とは「まずは一つのことに集中すること」だと書かれています。複数同時に習慣化しようとすると「意志の力」を多く必要としてしまいますが日中の仕事や学校で疲れた後ではこの力は鈍るため複数のことを行うよりもまずは一つのことを習慣化させるのが大事です。習慣化にはティッピングポイントというものがありなかなか伸び悩んだことでもあるときぐっと伸びてそのあとは急激に伸び続けていくということです。習慣化に大切なのはこのティッピングポイントまでは成果よりも定着を意識することです。これはプロ野球選手が3年目などに突然ブレイクすることと同じです。だからこそこのティッピングポイントまでは無理せず続けられることが大切です。例えば毎日10㎞走るという目標は挫折を生みます。だから習慣になるまでは靴を履いて走り始める、という目標で構いません。そうやってティッピングポイントまで続けて、一つのことが定着した後二つ、三つと良い習慣が身に付きやすくなっているので少しずつ人生が良い方向へ変わりだすのです。