日本語の言葉を大事にしているバンド、その名も、、、
バンドというのは重視するのはリズムや盛り上がりだと思っていた。
歌詞を響かせるように歌うのはアコースティックギターを使うシンガーソングライターだと偏見を持っていた。
その中で、すごく歌詞を響かせてくれるバンドに出会った。SUPER BEAVERだ。
このバンドはバンド名や外見とは裏腹にすごく言葉を大切にしているバンドだと感じた。
人が生きていくときには何か信念のようなものが必要になる。自分はこうありたいといった理想のようなもの。そうでなければ馬鹿正直に頑張っている自分が情けなくなる。要領のいいライバルやずるをしておいしい思いをしている人たちがうらやましくなる。
しかし、人としてかっこいいのはそんな人ではない。そういった生き方が何かの得につながるわけではない。でもどうしても自分はかっこよく生きていたい。そんな葛藤や世の中の不条理を一刀両断してくれるような力をこのバンドは持っている。
僕はこのバンドが歌っている曲を聴くと損をして馬鹿にされてもかっこよく生きている自分のほうが好きになれる気がしている。